つくり手の顔がみえる

手間ひま惜しまず、実直に 手間ひま惜しまず、実直に

尾花沢の冬は、
日本三雪に数えられるほどの厳しさです
人々はその冬に耐え、
我慢強く暮らしています

だから暮らしている人達は
「実直で口数少なく」
「手間ひま惜しまず、真面目に」
「自分に正直に、気持ちを偽らない」
そんな人柄、 土地柄です

コツコツ、地道に努力を重ねています
食べた人の「おいしい」 を聞くためだけに


* 日本三雪
越後高田、飛騨高山 出羽尾花沢

心豊かに家族と仲間に囲まれて暮らしている 心豊かに家族と仲間に囲まれて暮らしている

心豊かに暮らせていることを感じている

都会で暮らしている時は
家族みんなが一緒に過ごす時間は
ごくわずかだった
だから、家族ってなんだろうって
そう感じることが多かった

それが今は、いつも一緒に過ごせる
子どもが日々成長する姿を
目の当たりにできる

すいかづくりの際の判断
各自がひとりでおこなうもの
けれど、すいかを作っている人達は
みんな仲間

中にはひとりではできない作業もある
その時は仲間が集まって協力してくれる
仲間は心の支え

自分に嘘をつくことなく自分らしく生きている 自分に嘘をつくことなく自分らしく生きている

このまちですいかを作り始めて
一番変わったこと

それは自分を偽ることなく
自分に正直に生きられるようになったこと
自分がやりたいことを
自分で選んで生きていけるようになったこと

食べた人みんなが
「おいしい」と言ってくれ
その分だけ笑顔になってくれる
それが今の自分のいちばんの生きがい

すいかは手間をかけた分だけおいしくなる
だから、おいしいすいかをつくるために
手間ひま惜しまず実直に
日の出から日が沈むまで働き続ける

正直言って大変だけど
おいしいものをつくりたいという
自分の気持ちに嘘はつきたくない
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